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【紺青の拳・ネタバレ感想3】蹴撃の貴公子・京極さんは園子を好き過ぎる
紺青の拳ネタバレ感想の続きです。
京極×園子推しのため、ややふたりの感想が多め。
ネタバレしていますのでご注意ください。
1と2は以下から。
Contents
京極さんと園子のケンカ?
車にはねられ病院に運ばれた園子。
幸い命に別状はなく、京極さんが見守っていた病室で目を覚まします。
落ち込んでいる京極さんに対して、園子は穏やかな表情です。
布団をはねのけてつまんない、と言っています。
元気そうで良かったです。
実はちょっと前から目が覚めていたようですが、京極さんとふたりっきりの時間が惜しかったのかなあ。
園子は、京極さんが眉にしている絆創膏とミサンガの意味を尋ねます。
ミサンガに対しては、まあ……という感じだったのですが、絆創膏に対しては明らかに動揺したような反応を見せます。
あ、これはもう園子がらみ確定ですね!
照れてるっぽい京極さん可愛い。
しかし、内緒にされてしまい、ふてくされて布団をかぶってしまう園子。ちょっと寂しそうな顔をしていました。
ないがしろにされた気分なんでしょうか。
う、うーん、うまくいきませんねえ。
でもこの本編にはない、もつれそうなモダモダ感も好きです!
まんまとレオンの策にはまった京極さんは大会も棄権してしまい、園子のそばにいて守ると伝えます。
しかし、強い人と戦いたいと願っていたはずの京極さんが、自分のせいで棄権してしまったこと、昨日から秘密が多いことで園子はそんな人に守られたくないと激怒。
出ていってと言われるのですが、律儀に部屋の前で立ってる京極さん……。
な、何この人、可愛いー!!
きちんと園子を守ってるんですね。
いやもう、何なのこのふたり、好きすぎる(何)
がんばって乗り越えてほしいー。
そして絆創膏って前からしてたので、そんなに気にしてませんでしたが、園子がらみで何かあったっけ……?
観光地を破壊するのはやめなさい
本筋の話は進み、レオンが何を目的としているのか、ということに話は至ります。
どうやら海賊と組んで、中富(園子に絡んできた男)のタンカーを使い、シンガポールの中心につっこむようです。
え……シンガポールにそんなことして大丈夫?
いくら架空の話だからって。
レオンによって殺害されてしまったふたりですが、理由もトリックも結構あっさりしたものです。
まず、弁護士殺害については、前はレオンと行動を共にしていたようですが、いわゆる仲違いというか、裏切りを行い粛清された感じです。
ホテル内を刺されたままふらふら歩いていたのはレイチェルによる変装で、協力したレイチェルは怖くなって小五郎のおっちゃんに相談しようとしたところ、気づかれてまた粛清。
おっちゃんが保安検査みたいなゲートでビービー鳴っていたのは、レイチェルが彼らの犯行を知らせるためにコインを忍ばせていたからでした。
……という感じで、今回はあまり捻りはないトリックでした。
どちらかと言うと大混乱の方に力が入っているようで、何と、スーパーツリーもランチャーのようなもので爆撃されてしまいます。
おいおいおいおい。
シンガポールも騒然。
その中にキッドに遣えるじいちゃんが一瞬映ったような?
結局、自分の都市計画をご老人たちに笑われたのが気にくわなかったのか?
レオンの野望がいまいち分からず。
タンカーをぶつけて街をぶっ壊して、何がしたかったんでしょうか。
今までの映画は、けっこう確固たる信念とかゆがんだ正義、私怨みたいなのがあって、大きな事件になっていたのですが、今回の人はいまいち何がしたかったのかわからなかったなあ……。
タンカーは水上ショーを行っているマリーナ・ベイ・サンズの方へつっこんでいき、あたりは騒然。
一人でショーを見ていた蘭は父に電話をかけるも繋がらず。
そして、何故かホテルの部屋にいた園子のもとには、現地の警察からその場にいるように、との電話が入ります。
明らかにホテルの外の様子がおかしいと思った京極さんは、この場を一緒に離れるよう促しますが、園子はまだ怒っているようで、この場に残ると突っぱねました。
京極さん、いまだ部屋の前にずっと立ってました。
何この人、好きすぎる。
黒幕は……
さて、明らかに梶さんキャラが浮いてしまっていますが、彼がコナンを家に泊めた時に「父は海洋調査をしていて、事故に遭い死んでしまった」と言った時に黒幕説の方が強くなってしまいました。
あ、これ言うってことは絶対事故でないな、と。
事故に見せかけて殺されて、恨んでるパターンだな、と。
レオンに銃を向けた時、実は予備警察官じゃなくて、もっと上級の機関に所属するものだ!とか言うのを期待していたのですが、わるーい顔になってしまって残念です。
そうです、梶さんキャラのリシがレオンより一枚上手だったようで、彼が黒幕(?)だったようです。
父の死の真相(レオンにより殺された)ことを知って、行動を起こしたようです。
中富の社長もシンガポールで疑われた時に、レオンに助けられたとのことでしたが、そこから既に仕組まれた計画だった様子。
レオンの計画は壮大ですが、結局何がしたかったのか、あと動機もよくわかりませんが。
とにかく、紺青の拳の引き上げを巡って思惑が入り混じっていたのは何か分かったのですが、いくらなんでも紺青の拳がどこにあるのか知ったぐらいで殺さなくてもよくないか?という感じでした。
さらに、ここからのシーンは何と所属する悪者たちが、次の瞬間反旗を翻してはまた次には翻したりするので、結局誰が今どこの勢力なのかがついていけず、え、今誰がこの悪者たちを統率しているんだ?と大混乱していました。
取りあえず、レオンがけっこうアホっぽいというのはわかった(失礼)
結局レオンが殺人犯だったわけですが、後の人たちはそもそも海賊とかだったので、誰にも従ってなかったってことでいいのかな。
あとリシは何かを成し遂げたようで、成し遂げてもないような。
まだまだ続きます。